通販業界は今、大きな転換期を迎えています。
インターネットの登場が主因です。
「インターネット時代のダイレクトマーケター」に贈る国内唯一の実用専門誌
インターネットを活用すれば、通販はこれまでとは比較にならない高度なダイレクトマーケティングを展開できます。通販企業が収集する質、量ともに高いマーケティングデータを的確な施策につなげたり、各種施策を低コストで実現することが可能だからです。
双方向とリアルタイムの特性により、きめ細やかでスピーディーな事業展開も図れます。
このことは、ネット化が進む携帯電話やテレビといった媒体においても同様です。
「通販」は「ネット時代のダイレクトマーケティング」に変わろうとしています。この波に乗り続けるためには、より有益な情報とデータ、分析とノウハウの研究が欠かせません。
月刊「ネット販売」は、その研究に取り組むすべての人たちを支えることを最大の目的とした、国内唯一のEC(電子商取引)実用専門誌です。
インターネットの登場により激変が予想される通販業界の健全発展を促進
これまで、カタログなど紙媒体を利用した通販が業界の主流でした。しかし、ネットの普及により、デジタル媒体を利用した通販が紙ベースの通販市場に拮抗、今にも抜き去ろうとしています。ネット利用者の急増に加え、参入障壁が低く成長も期待できる市場であることから、異業種を含めた新規参入企業が急拡大しているためです。
通販は2兆円の市場規模を軽く超え、その何倍もの規模に膨張する可能性を、必然的に秘めていると言えるでしょう。
一方、急成長する市場においては、企業間および企業対個人でさまざまなトラブルの発生も予想されます。場所や時間に制約されず不特定多数の利用が可能なインターネットという技術そのものが、トラブル発生の土壌にもなりかねないのです。
浮き沈みの激しい小売産業の中で、現在最も有望な通販業界の健全発展に寄与することを目指し、取材・執筆活動に取り組みます。
通販事業者にとって有益な情報を常に公平な視点で提供し、大胆に問題提起
「業界の健全発展を目指す」という基本スタンスを軸に、通販を実施する企業や個人に有益な情報を提供します。編集部の母体となる週刊「通販新聞」のジャーナリスティックな編集方針を継承し、常に公平な視点を堅持します。
また、通販業界に不利益をもたらすであろう事象については、徹底的に糾弾し、大胆な問題提起を行います。特に悪質業者や、通販のインフラを整備する行政や業者を取り上げる記事において、核心に鋭く迫ります。
以上の編集方針に基づき、読者の皆様を支える一報道機関としてご信頼いただき、新時代を迎えた通販業界の健全発展に貢献していきます。
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月刊「ネット販売」
編集デスク
鹿野 利幸 |
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