2004.1 無料公開記事    ▲TOP PAGE

コミタミの

売るためのメルマガ戦略

――実践事例からの“ヒント”

最終回「必ず読まれるメルマガとは」


こんにちは!コミタミです。

 

ご愛読いただいておりました「売るためのメルマガ戦略」、いよいよ今回が最終回となりましたので、今までのおさらいをしてみたいと思います。

 

<ヒント その1>

 

産直品のサイトは「商品」ではなく、

「田舎」を売るべし!

参考サイトとして、高知の安和の里という地域にしか生えていない虎斑竹(とらふだけ)を使った竹細工のお店「竹虎」(http://www.taketora.co.jp/)をご紹介しましたね。覚えていらっしゃいますか?


メールマガジンを方言で書くというだけではなく、田舎の自然、暮らしの描写が生きていましたね。

 

実は、産直品を売る上でもうひとつ大事なのは、「都会の人から見た田舎の価値を訴求すること」です。

 

これは、サイト運営者がそういう視点を持たないとできないことですから、意外と難し〜いんですが、成功しているお店を幾つかご紹介しておきますね。

 

旬の逸品やさん直売所

http://www.rakuten.co.jp/shishamo/

 

壱岐もの屋

http://www.rakuten.ne.jp/gold/iki/

 

こころのふるさと 田舎.tv

http://www.rakuten.ne.jp/gold/iki/

 

 

<ヒント その2>

 

球種をたくさん持つべし!

 

メールマガジンを

 

・読み続けてもらう

・反応率を上げる

 

ために、いろいろなパターンで書き分けられるようにしましょうというお話しでした。

 

ご紹介したのは、

 

・キャラクターメルマガ

・はじめましてメール

・未購入者用メール

・既購入者用メール

・グリーティングカード

HTMLメルマガ

・ページメルマガ

・ショートメルマガ

・毎日配信メルマガ

 

――です。

 

最近では、携帯に配信するメルマガも効果を発揮していますので、商材によっては、要チェックですよ!

 

<ヒント その3>

 

「はじめましてメール」は必ず出すべし!

 

お客様とのコミュニケーションのはじめの一歩「はじめましてメール」は、解除率を下げるのにとっても有効です。

 

どんな内容を盛り込むといいかもご紹介しましたよね。

 

・店長の自己紹介

・お店の紹介

・メールマガジンの紹介

・お客様の声

・お得な情報

 

――などなどです。

 

「懸賞応募のときに申しこんだだけなんだけど、面白そうだから、ちょっと続けて読んでみようかな」と思っていただくことが、目的ですよ!

 

 

<ヒント その4>

 

本気で売りたいときは、

いつもと違う演出をすべし!

 

本気で買ってほしいのに、いつもと同じでは、お客様に本気度が伝わりませんよね。

 

店長の気迫が伝われば、お客様は必ず動いてくれます。

 

気迫を伝えるための、「演出」がとっても重要でしたね。

 

「ワキ文具」(http://www.rakuten.co.jp/bunguya/)さんを例にとって

 

 

「静」→「動」

「感謝・思い」→「お祭り」

 

という劇的な演出の例をご紹介しました。

 

メルマガは、お客様へのラブレターです。

 

いつもワンパターンのラブレターではなく、恋人をほっとさせるラブレター、ドキッとさせるラブレター、ワクワクさせるラブレターなど、恋をしているときと同じくらい、知恵を絞ってみてくださいね。

 

<ヒント その5>

 

HTMLメルマガは、

インパクトを計算すべし!

 

HTMLメルマガの効果を最大限に発揮させるためには、テキストメルマガとどのように組み合わせるかが重要だ、というお話しをしました。

 

「京みずは」(http://www.rakuten.co.jp/kyogashi/)さんの

 

1:ここぞというときだけに出す!

2:十分に前振りをする!

3:HTMLメルマガは画像が命!

 

をぜひ参考にしてくださいね。

 

写真は、雑誌を参考に!も忘れないでね。

 

<ヒント その6>

 

セールの理由を明かにすべし!

 

理由のないセールは、価格への不信感を招く、というお話しでしたね。

 

セールの理由として、下記のような例をご紹介しました。

 

1:おめでたいことや区切りを理由にする

 

2:きょうは○○の日を理由にする

 

3:ごめんなさいを理由にする

 

4:売上をあげたいから

 あるいは売れてないからを理由にする

 

5:少々難ありを理由にする

 

6:チャリティーを理由にする

 

7:内緒のセールという理由に

する。

 

8:ムリヤリこじつける!?

 

ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

<ヒント その7>

 

時系列でストーリーづくりをすべし!

 

1つの商品をメルマガで複数回紹介していくときに、何回目でどんな紹介のしかたをするのか、山をどのタイミングにどのくらいの大きさでもってくるのかを、事前に計算しておくこと、という、ちょっと高度なお話しでしたね。

 

そして、ひとつの波が終わる前に必ず、次の波を作り始める(次の目玉商品を投入する)ということも、ポイントでしたよね。

 

これをやるには、3ヶ月先までの大まかな販促企画と、緻密な商品投入計画が必要です。

 

自分で、この「波」がコントロールできるようになると、いつどの商品でどのくらい売れるのかが読めるようになってきますので、ぜひ何度もトライして、自分のお店なりの「勝ちパターン」を作ってくださいね!

 

 

・・・いかがでしたか?

 

「いや〜、メルマガなんて字を書くだけだと思ってたけど、意外にいろいろ大変なんだなあ」

 

そうですよね(^^)

 

でも!でもでも!!

 

実は、こんなに頑張っても、いまメールマガジンの効果って、非常に落ちこんでるんですよ。

 

なぜかというと、海外からのスパムメールが異常に増えているからなんです。

 

皆さんもそうじゃありませんか?

 

受信したメールの大半が、スパムメール。しかも、数件どころではなく、数十件も来たりしてませんか?

 

こうなると、ひとつひとつ目を通していられなくなってしまいますよね。

 

「ここから、ここまで」の範囲指定で一気にゴミ箱行きです。

 

以前なら、件名で興味を持って読んでいただけたようなメルマガでも、その1通だけを飛ばして範囲指定するのが面倒なので、スパムメールと一緒にゴミ箱行きになってしまっているんです。

 

こんな時代に、確実にメルマガを読んでもらう方法が、ひとつだけあります。

 

それは・・・

 

会うことです!

 

知っている人からのメールは、削除しないんです。

 

顔や声や話し方を思い浮かべながら、会ったときのことを思い出しながら読んでくださるのが、顔を合わせたことのあるお客様です。

 

そして、その方たちは、当然購入頻度や購入単価も高いんです。

 

これから、メールマガジンを有効活用していくには、「会ったことのある人に何人配信できるか」ではないかと思います。

 

ぜひ、最初はひとり、ふたりからでも構いませんから、お客様と会う機会を作っていってください。

 

チリも積もれば山となる、で、その方たちが10人、50人、100人と増えていったとき、必ずお店の強力なサポーターになってくださると思いますよ♪

 

頑張ってくださいね!

 

 

【こみやまたみこ プロフィール】

 

売れてるお店の最先端情報をお届けする

ネットショップマーケティングマガジン編集長

http://www.netshopmarketing.com/

 

史上最強のeメールマーケティング塾「えとコミ」講師

http://www.etocomi.com/

 

ネットショップの販売管理ソフトの定番「おてがる通販」企画&総販売

http://www.otegaru2han.com/


有限会社
Win-and-Win.net代表

http://www.win-and-win.net/


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